センターモバイルの社長の中越達也氏ってどんな人?経歴や意気込みを掲載

2023.10.20

センターモバイルは、通信事業の会社として現在の社長である中越達也氏によって立ち上げられました。中越さんはまだ34歳と若く、どのような経緯でセンターモバイルを立ち上げたのか気になるところです。
この記事では、センターモバイルの社長である中越達也氏についてご紹介します。経歴からセンターモバイルを立ち上げた理由、事業への思い、さらにはセンターモバイルの今後や、社長自身が若い方へ伝えたいことなど、ぜひご一読ください。

センターモバイルの概要

会社名株式会社センターモバイル
代表取締役社長中越達也
設立日2020年6月2日
資本金3,070万円
所在地〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町1-5-31
リアライズ堺筋本町ビル507
事業内容通信フランチャイズをはじめとした通信事業

センターモバイルは、2020年設立の比較的新しい会社です。スマホ主体の通信事業は強力な競合他社が多いですが、その中でしっかりと利用者を増やしてきています。モバイル事業のほか、 格安で旅行を提供・地方経済の活性化を行う旅行事業にも事業の幅を広げていくとしてます。
設立してまだ3年しか経過していないというのに、その注目度の高さは中越達也社長がやり手である所以でしょう。では、彼がどのようにセンターモバイルを立ち上げたのか、彼のこれまでの経歴について解説していきます。

センターモバイルの社長、中越達也氏の経歴

出展元:新世代格安SIM 新しいビジネスで世の中を面白く変える

次にセンターモバイルの社長である中越達也氏の経歴について、深掘りしていきます。

中越達也氏の生い立ちと経歴

中越達也氏は和歌山県出身の1989年生まれで、2023年8月時点で34歳の若さで社長の座に就きました。彼はファッション好きなこと、野心家であることが気概となり、学生時代からファッション関係などさまざまな事業に挑戦してきています。
自身で夢として「イタリアで自分のブランドを立ち上げる」ことを掲げていた中越達也氏は、20代で大学生のときにイタリアでファッション事業に関わっている方を紹介してもらい、実際に自身のブランド立ち上げにも成功しました。当時はイタリアのモンテ・ナポレオーナで店を出した後、日本の百貨店への出店にまで至ったといいます。
中越達也氏はファッション事業の夢を叶えると、今度は社会のために仕事をすることを決意し、31歳でスマホをより安く提供できるようセンターモバイルを立ち上げます。センターモバイルでは「無料」をテーマにしているため、「月額0円」が特徴的です。

大学卒業後2つの事業を繋げてセンターモバイルを設立

前述のとおり、中越達也氏は大学時代にファッションブランド立ち上げを成功させると、卒業後には個人で通信事業や広告事業にも取り組んでいました。センターモバイルはこの2つの事業を組み合わせた結果、利用料金を0円に近づけられ新しい通信事業形態を生み出すに至ったといいます。
つまり、センターモバイルは事業内容に「通信フランチャイズ」といったものが含まれる新しい事業なのです。加えて「月額0円」という魅力的な広告を打ったことが結果としてあらわれ、現在のような人気につながっています。

センターモバイルの立ち上げ

次に、センターモバイルの立ち上げのきっかけや経営していく上での際の不安や苦労について、中越達也氏の実際の声をもとに紹介していきます。

センターモバイルを立ち上げた理由

株式会社センターモバイル立ち上げの理由は、「社会のために仕事をする」といった目標のためだけではありません。中越達也氏が友人と話をした際に「金欠で子供を塾に通わせられない」と嘆きながら、「スマホ使用料は家族で3万払っている」と言ったことに矛盾を感じたことが大きなきっかけになっているといいます。
中越達也氏はスマホ使用を抑えることを最重要課題とし、「どうしたらスマホ使用料を0円にできるか」を考え、自身が携わってきた事業を組み合わせて立ち上げたのが、今のセンターモバイルです。通信事業を利用して顧客のビッグデータを集め、それを利用した広告費をスマホ使用料にあてることに思い至ったというわけです。
結果として事業は成功し、利用者全員が「月額0円」にするまではいかないものの、「月額0円」が可能な通信事業社として注目されています。これからより進化して、全員の使用料を「月額0円」にできれば、よりいっそう人気が高まっていくでしょう。

センターモバイルを立ち上げた際の不安や苦労

今では注目が集まるセンターモバイルですが、立ち上げの際、不安や苦労がなかったわけではありません。スマホ通信業界には大手キャリアの格安プランや格安SIMなど、強力なライバルがせめぎ合っている状態が続いているのです。
実際、センターモバイル立ち上げの際から「月額0円」というはっきりとした特徴があったため売上が増えていきましたが、格安SIM業界は大手キャリアの格安プランに押されて売上減少の傾向にあります。利用料金の無料化が増える中で、「センターモバイルは新生代格安SIMである」ことを顧客に理解してもらうための蒙驁活動に苦労していた時期もある、と中越達也社長は語っています。

センターモバイルの事業への想い

ここからはセンターモバイルで行っている事業への想いについて解説していきます。

センターモバイルの企業理念

センターモバイルでは、「人との信頼を育み、人を大切にする」「積極性をもって今までにない」「オンリーワンなサービスを創造する」「先を見据えたサービスで社会インフラの可能性を広げ、新しい価値を創造する」という3つの企業理念を掲げています。自身や自社と関わった人達をすべて幸せにでき、今以上に社会をより良くできる企業を目指したいとの中越達也社長の思いが反映されています。

センターモバイル設立後は3回引っ越ししたことも

センターモバイルは設立後、右肩上がりで業績が伸びるのと同時に社員も増やし、事務所は3回引っ越しをしています。3回目の引っ越しでは社員全員を事務所に入れるため、1フロアで4部屋を借りる必要がありました。
また、増員した社員もただ通信事業に興味がある人というだけではなく、中越達也社長が掲げる「月額0円」事業に対して熱意のある人を社員に採用しています。その結果、センターモバイルで中枢を担う社員は、非常に優秀な人材が集まっているのです。

センターモバイルの今後について

中越達也社長は今後のセンターモバイルに関して、これまでの通信事業や広告事業に加え、旅行サービス事業を絡める展望を語っています。センターモバイル利用者の新幹線や飛行機などの交通費が最大で半額になるといったサービスの提供を考えているそうです。
また、広告事業を通して観光スポットなどを紹介していくといったことで、観光振興への貢献も視野に入れているといい、出先での利用などを想定しているセンターモバイルにとって、旅行サービスへの取り組みはかなり有用なものであると考えられるでしょう。
さらに、旅行関係のサービス以外にセンターモバイルでは、自社開発の端末にも注力しています。すでに自社で提供している格安SIMと組み合わせることで、月額料金を完全無料にできるよう、より使いやすいスマホ端末の開発に取り組んでいる状況です。

特許を出願している技術に関して

センターモバイルでは、サービス利用者がどのようなアプリをどれくらいの時間使っているかについてのデータを収集できる技術を開発し、それに関する特許の出願や取得を行っています。このデータを元により最適な広告を打つことが目的です。
ユーザーのスマホ利用のデータを収集し、そのユーザーにとって最適な広告を打つことができれば、広告主のビジネスもより成長していくものと考えられます。センターモバイルの技術に興味を持ってくれる企業が増えることで、広告スポンサーも増え、ユーザーに対してより魅力的なサービスを提供してくれることでしょう。
この技術には個人情報が必要にも思えますが、あくまでスマホでどのようなアプリを使っているかがわかることが重要で、個人の特定に至るものではありません。中越達也社長はあくまでも通信事業・広告事業で、利用者に合わせた情報を届けたいと考えているのです。

中越達也社長が若者へ伝えたいこと

20代の若い頃から事業に挑戦し成功した中越達也社長は、若者に向けて「挑戦することを忘れず、恐れないでほしい」と語っています。挑戦をすることで成功体験または経験と学びのいずれかを得られ、損することはなにもないという思いがあるといいます。まずは自分自身を幸せに、そこから社会全体を幸せにするために、考えを巡らせてほしいというのが中越達也社長の思いとなっています。

まとめ|センターモバイルの成長は、中越達也社長の努力の賜物

今回は、センターモバイルの社長である中越達也氏について、経歴をはじめどのような思いでセンターモバイルを立ち上げたかなどをご紹介しました。20代で自身の夢であるファッション事業に成功し、30代で通信事業・広告事業を組み合わせた事業にも成功しています。
中越達也社長の成功体験は才能とも言えるかもしれませんが、それ以上に彼が若い頃から自身の夢を叶えるために努力していたことが一番の要因でしょう。叶えたい夢があるなら彼のように努力するのもオススメです。
彼はセンターモバイルにおいて「月額利用料0円の通信事業」を掲げた際に、否定的な意見も多くあったそうですが、それでも彼は諦めず事業に取り組んだことで今の成果が出ています。
また、センターモバイルには中越達也社長の考えや事業を手伝いたいという多くの人が、社員として働いているといいます。彼らの情熱は3年でセンターモバイルを有名事業に成長させており、勢いは止まりません。今後のさらなる展開にも期待できるでしょう。